腰痛の原因と種類|整体師が教える慢性化を防ぐ対処法

こんな症状ありませんか?
  • 腰が痛くてなかなか治らない
  • 朝起きると腰が重くてつらい
  • 長時間座っていると腰が痛くなる
  • 腰痛が一度治ってもすぐ再発する

「腰が痛い」と一口に言っても、その原因も状態もまったく違います。正しく理解せずにケアを続けても改善しません。

整体師として長年腰痛の方を診てきた立場から、腰痛の基本から慢性化を防ぐ対処法まで解説します。

POINT

腰痛は種類によって対処法が変わります
まず自分の腰痛のタイプを知ることが大切です

そもそも腰痛とは?

腰痛に悩む女性

腰痛とは「一番下の肋骨からお尻の下までの間に出る痛み」のことです。腰と背中の両方に痛みが出る場合は腰背部痛と呼びます。また腰の痛みが足にまで広がる場合は、神経への影響が考えられます。

実は腰痛は非常にありふれた症状で、生涯で一度も腰痛を経験しない人はほとんどいないと言われています。だからこそ「たいしたことない」と放置してしまう方が多く、それが慢性化につながります。

腰痛の種類|痛みの期間で3つに分かれる

腰痛は痛みが続く期間によって3種類に分類されます。

1

急性腰痛(ぎっくり腰)|4週間未満

突然腰に激痛が走るのが急性腰痛です。重いものを持ったとき、くしゃみをしたとき、朝起き上がろうとした瞬間など、日常のふとした動作で起こります。腰痛の原因が特定できるケースは約15%にすぎません。残りの約85%は原因不明ですが、複合的な要因が絡み合っています。

2

亜急性腰痛|4週間〜3ヶ月未満

急性腰痛を超えて痛みが続いている状態です。多くの場合、急性期よりは痛みが和らいでいますが、動き始めや特定の姿勢で違和感や痛みが残ります。この時期の対処が慢性腰痛に移行するかどうかの分かれ目になります。

3

慢性腰痛|3ヶ月以上

3ヶ月以上痛みが続く、または特定の動作・姿勢で繰り返し痛みが出る状態です。慢性腰痛は約60%の人が再発を経験し、約60%の人が12ヶ月以上腰の違和感を抱え続けると言われています。ただし適切なケアで改善は十分可能です。

⚠ こんな腰痛は必ず病院へ

腰の痛みは重大な病気のサインである場合があります。椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腎結石・子宮内膜症など様々な疾患が背景にある可能性があります。初めて強い腰痛が出た場合は、まず病院で検査を受けてください。

急性期は「安静にすればいい」と思われがちですが、完全に動かないのも良くありません。痛みが出る動作は避けながら、日常生活の範囲で体を動かすことが回復を早めます。布団の上でじっとしているより、痛くない範囲でゆっくり歩く方が回復が早いケースがほとんどです。

ぎっくり腰の対処法についてはこちらも参考にしてください。
ぎっくり腰の正しい対処法【整体師が教える応急処置と回復を早めるコツ】

腰痛を慢性化させないための3つのポイント

1

早めに専門家に診てもらう

「そのうち治るだろう」という判断が慢性化を招きます。4週間以上痛みが続く場合は必ず専門家に相談してください。

2

姿勢を見直す

腰痛の多くは日常の姿勢の歪みが蓄積して起こります。特に長時間のデスクワーク・スマホの使い方・寝る姿勢は腰への負担に直結します。正しい座り方については姿勢を良くする座り方【整体師が教えるデスクワーカー必見のポイント】で詳しく解説しています。

3

腰をサポートするグッズを活用する

日常生活の中で腰への負担を減らすことも重要です。特に腰痛が出やすい時期は、サポートグッズを上手に使いましょう。クッションの選び方についてはデスクワークの疲れ・腰痛を楽にするクッションの選び方【整体師が解説】も参考にしてください。

慢性腰痛の方に共通しているのは「姿勢の癖」と「体の使い方の癖」です。痛みを取るだけでなく、その癖を変えない限り再発します。整体院で痛みが取れても「また戻った」という方のほとんどが、日常の姿勢や動作パターンが変わっていません。

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「ちょっと気になる」を放置しないで

整体院でよく聞く声があります。「腰がたまに痛くなるけどすぐ消えるから大丈夫かな」「痛みはないけどなんとなく気になる」

「気になる」という時点で、体が異常を出し始めているサインです。放置すると痛みに発展するか、無意識に腰をかばって他の部位に問題が出ることがあります。小さな違和感のうちに対処するのが、慢性化を防ぐ一番の近道です。

■ この記事のまとめ
  • 腰痛は期間によって急性・亜急性・慢性の3種類に分類される
  • 腰痛の原因が特定できるのは約15%。残りは複合的な要因
  • 亜急性期の対処が慢性化を防ぐ最大のポイント
  • 慢性腰痛の約60%が再発するが、適切なケアで改善できる
  • 「ちょっと気になる」段階で動くことが大切

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