- 最近、身体が重くてだるい
- 姿勢を正そうとしてもすぐ崩れてしまう
- 運動していないのに筋肉が固まっている感じがする
- 肩こりや腰痛が慢性化している
「最近、身体が重くてだるい」「姿勢を正そうとしてもすぐ崩れてしまう」——そんな悩みを抱えていませんか?
その原因の多くが筋肉の使い方のアンバランスにあります。筋肉は骨を動かすだけでなく、姿勢を維持するためにも常に働いています。整体師として長年多くの患者さんを診てきた経験から、筋肉の基本的な仕組みと姿勢との関係をわかりやすく解説します。
姿勢改善に必要な筋肉はすでにあなたの体にあります
問題は「使えていないこと」です
筋肉の2つの種類
筋肉はその組織から大きく2種類に分かれます。
横紋筋
横紋筋は骨と骨をつなぐ骨格筋と心臓を作る心筋から構成されています。骨格筋は一般的に「筋肉を鍛える」というときに指す筋肉です。自分の意思で動かせるため随意筋とも呼ばれます。ただし心筋は自分の意思では動かせないため不随意筋に分類されます。
平滑筋
平滑筋は血管や胃・腸の壁を作る内臓の筋肉です。心筋と同じく自分の意思では動かせない不随意筋です。血管の収縮や胃腸の動きが無意識に行われているのは平滑筋が自動的に動いているからです。
骨格筋の仕組み
姿勢に直接関わるのは骨格筋です。筋肉が骨に付着している部分には名称があります。身体の中心に近い部分を起始、遠い部分を停止、中央部分を筋腹といいます。
どの筋肉を使いたいかをイメージしながらストレッチや運動を行うことで効果が高まります。
皮膚の表面に近い、大きくて力強い筋肉です。腕を持ち上げたり、重いものを運んだりといった瞬発的な動作を担っています。鍛えると目に見えてわかるため、いわゆる「筋トレで鍛える筋肉」のイメージはこちらです。
骨の近くに位置する、小さくて細かい筋肉です。力は弱いですが、関節を安定させ・姿勢を維持するという重要な役割を持っています。普段の生活ではなかなか意識しにくく、使われないまま衰えやすいのが特徴です。
整体の現場で感じるのは、姿勢が崩れている方のほとんどがインナーマッスルをうまく使えていないということです。アウターマッスルばかりに頼った動き方をしていると、関節への負担が増え、慢性的な肩こりや腰痛につながっていきます。姿勢改善の第一歩は、インナーマッスルの存在を知ることから始まるんです。
筋肉と姿勢の深い関係|整体師の視点から
「姿勢が悪くなったのは筋力が落ちたから」とよく言われます。しかし整体師として多くの患者さんを診てきた立場から、これは少し違うと考えています。
長時間同じ姿勢を続けると、特定の筋肉だけが緊張し続け、血流が低下します。血流が悪くなると筋肉に酸素と栄養が届きにくくなり、疲労物質が蓄積されます。これが肩こりや腰痛の「だるさ」「重さ」の正体です。
筋肉は「使いすぎ」だけでなく
「使わなすぎ」でも固まります
日常生活で必要な筋肉はすでにあなたの身体についています。問題は筋肉がないのではなく、うまく使えていないことです。
長時間同じ姿勢でいると、特定の筋肉だけが酷使され、本来使うべき筋肉が使われなくなっていきます。使われない筋肉は眠った状態になり、姿勢を支える力を発揮できなくなります。だから必要なのは筋トレで筋肉をつけることではなく、眠っている筋肉を意識して使うことです。
筋肉をほぐすとき、強く押せば効くわけではありません。強い刺激は防御反応で余計に緊張させてしまいます。ゆっくりと圧をかけ、筋肉が緩むのを待つのが正しいアプローチです。焦らず丁寧にほぐすことが、姿勢改善への近道です。
- 筋肉は横紋筋(骨格筋・心筋)と平滑筋の2種類に分かれる
- 姿勢改善に必要な筋肉はすでに体についている
- 問題は筋肉がないのではなく使えていないこと
- 眠っている筋肉を意識して使うことが姿勢改善の近道
- 筋膜をほぐすことで眠っている筋肉が動きやすくなる
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