関節の種類と仕組みを整体師がわかりやすく解説|姿勢との関係も

  • 2021年3月18日
  • 2026年5月12日
  • 関節
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こんな症状ありませんか?
  • 膝が痛くて階段の上り下りがつらい
  • 肩が上がりにくくなってきた
  • 腰をひねると違和感がある
  • 関節がポキポキ鳴ることが多い

「膝が痛い」「肩が上がりにくい」「腰をひねると違和感がある」——こうした悩みはすべて関節と深く関係しています。

関節は身体の動きを生み出す要となる部分で、姿勢の崩れや老化によって大きなダメージを受けます。整体師として長年多くの患者さんを診てきた立場から、関節の基本的な仕組みと姿勢との関係をわかりやすく解説します。

POINT

関節は身体の動きを生み出す要です
姿勢の崩れが関節へのダメージを招きます

関節とはどんな仕組みになっているのか

膝関節の断面イラスト

関節とは骨と骨をつないでいる部分です。骨と骨が接する部分は片側が凸(関節頭)、もう片側が凹(関節窩)になっています。この骨と骨の周りは「滑膜」という膜で覆われていて、その中は「滑液」という液体で満たされています。

この滑液がクッションの役割を果たし、関節がスムーズに動けるようにしています。年齢とともに滑液が減ると関節が硬くなり、痛みや動きの制限につながります。

関節の6つの種類

関節はその形から6種類に分かれます。

1

平面関節

骨と骨が平面に近い形の関節です。動きの範囲は狭く、仙腸関節や椎間関節がこれにあたります。姿勢が崩れると椎間関節に負担がかかり、腰痛や首こりの原因になります。

2

蝶番関節

蝶番のように曲げ伸ばしの一方向に動く関節です。指の関節・肘関節・膝関節がこれにあたります。膝の痛みは蝶番関節への長年の負担が原因であることが多いです。

3

車軸関節

ねじる動き(回旋)に特化した関節です。手のひらを上下に返すときに動く上橈尺関節・下橈尺関節がこれにあたります。

4

楕円関節

骨と骨が楕円形の関節です。手首の関節(橈骨手根関節)や中指の関節(中手指節関節)がこれにあたります。

5

鞍関節

骨と骨が鞍の形をした関節です。親指の関節(母指手根中手関節)がこれにあたります。

6

球関節

骨と骨が球の形をしていて最も動きの範囲が大きい関節です。肩関節がこれにあたります。股関節は球関節の一種で臼状関節とも呼ばれます。動きが大きい分、脱臼しやすい関節でもあります。

捻挫・亜脱臼・脱臼の違い

捻挫や脱臼は関節が想定した動きの範囲を超えたときに起こる外傷です。

1

捻挫

関節面はつながっている状態。関節を支える靭帯などの軟部組織を損傷したもの。

2

亜脱臼

関節面が一部つながっている状態。脱臼しかけている不安定な状態。

3

脱臼

関節面が完全に外れた状態。肩や股関節は球関節で動きが大きい分、浅く脱臼しやすいです。

関節を守るために日常でできること

関節は一度傷むと完全に元通りにはなりにくい部位です。だからこそ、傷む前からのケアが何より大切です。整体師として患者さんによくお伝えしている3つの習慣を紹介します。

1

関節を動かす習慣をつける

関節の滑液は関節を動かすことで循環します。長時間同じ姿勢を続けると滑液の循環が滞り、関節が固まりやすくなります。1時間に1回立ち上がって軽く関節を動かすだけで、関節の健康維持に大きく貢献します。デスクワーカーの方は特に意識してほしい習慣です。

2

正しい姿勢で関節への偏った負担を避ける

姿勢が崩れると、特定の関節に負担が集中します。猫背では頸椎・腰椎の椎間関節に、骨盤の歪みでは膝・股関節に余計な負担がかかり続けます。姿勢を整えることは関節への負担を均等に分散させることでもあり、関節を長持ちさせる最も効果的な方法です。

3

体重管理で関節への負荷を減らす

体重が増えると膝関節への負担は体重の3〜5倍にもなると言われています。階段の上り下りや立ち仕事が多い方は特に、適正体重を保つことが膝・股関節を守ることに直結します。

■ 整体師おすすめグッズ
グルコサミン・コンドロイチンサプリ
関節の健康を内側からサポートするにはグルコサミン・コンドロイチンの補給が効果的です。オーガランドのサプリはグルコサミン・コンドロイチン・コラーゲンの3つが1つにまとまっており、約6ヶ月分とコスパも高い商品です。関節が気になり始めた方は日常的なケアとして取り入れてみてください。

姿勢と関節の深い関係

整体院に来られた患者さんの中に、歩くたびに膝が痛いというご相談で来院された方がいました。膝そのものに問題があると思われがちですが、診てみると原因は股関節の動きの悪さにありました。股関節が正しく動いていないために膝に余計な負担がかかり続けていたのです。

股関節の動きを改善する施術を続けた結果、歩いても膝が痛くならなくなりました。

痛みが出ている場所と原因が違う場所にあることは珍しくありません。関節の痛みを感じたときは、その関節だけでなく身体全体のバランスを見直すことが大切です。

■ この記事のまとめ
  • 関節は骨と骨をつなぐ部分で滑液がクッションの役割を果たす
  • 関節には平面・蝶番・車軸・楕円・鞍・球の6種類がある
  • 年齢とともに滑液が減ると関節が硬くなり痛みが出やすくなる
  • 痛みの場所と原因の場所が違うことは珍しくない
  • 関節の健康には姿勢管理とサプリによるケアが効果的

この記事を読んで気になった方へ

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